深呼吸から生まれる変化

記録的な暑さが続いた夏から、あっという間に季節が移り変わり、秋が訪れてきましたね。
先日、2週間ほど休みをとり、多忙な日常から離れて心身を整えてきました。自然の中でゆったりと過ごしていた休暇の日々。
1日の終わりに、海に沈む夕陽を見に行くことをルーティンにしていました。水平線の彼方に落ちる美しい夕陽の光景を見ながら、楽しかったこと、新たに体験したこと、気になったことなど、1日を振り返るとてもいい時間でした。その際に、深呼吸をすると不思議に心が軽くなったような気がします。夕陽の時間の海は、とても穏やかで、海に入って波に身を任せながら、夕陽が沈む様子を見ている時間は、まるで海と一体になったような至福の時間でした。ふと、周りを見渡すと、カップルや家族など、笑顔で話しながら、楽しそうにしている人々の顔が目に入り、周りの人たちの和やかな雰囲気のおすそ分けしてもらっているかのようでした。日没後、真っ赤に染まった空が広がり、漆黒の夜空が少しずつ広がり、心地のいい1日の終わりのあの感覚は、今でも鮮明に思い出されます。
また、夕食後にテラスで夜空を見上げることも日々のルーティンにしていることの一つでした。澄み渡った空気のおかげで、東京で見ている星と比較すると格別に美しく輝いていたように思います。空に輝く星や月を見ながら、深く呼吸をすると、希望と勇気を与えてくれていたように思います。

このように、海や空などの自然の美しさや豊かさに触れながら、深呼吸をする時間が多かった休暇の日々。特に、1日の始まりや終わりに深呼吸をすると、気持ちが軽やかになります。息を吸って、吐く。そこから、希望や勇気がわいたり、感謝を感じて優しくなることができたり。そして、少しずつ内面に変化が起こったり。きっと、その先には行動に変化が生まれる気がします。内面の変化や気づきを楽しみながら、休暇中に得た新たなルーティンを日常生活でも続けていこうと思います。

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