組織開発講義₋リーダーシップ・チームビルディング
今年で4年目になる中央大学ビジネススクールでの「組織開発講義₋リーダーシップ・チームビルディング」 盟友くなさんこと森尾公仁子さんとのコ―ファシリテーションでの8回講義。
ロバート・キーガン著書 「なぜ弱さを見せ合える組織が強いのか」をベースに、毎週約3時間半の2ケ月コースでした。
中央大学ビジネススクールのミッションビジョンである「自分を変え、組織を変え、社会を変える」「Knowledge into Action」を、言葉や思考レベルで理解するのではなく、実際の体験を通し身体と心で掴んでいく、アクション&リフレクション型の講義です。
クラスのプロジェクトに対し、タックマンモデルによるチームの進化・成長フェーズに合わせ、個々のチームメンバーが成人発達理論を鏡にしながら、発達指向型組織(DDO)環境である「エッジ」、「ホーム」そして「グルーブ」にチャレンジし、創造性の高いチームづくり、自身のリーダーシップトランスフォームに取り組んでいただきました。
今年の講義の中では、あらためてアジャイルの重要性が浮かび上がりました。シングル・ループ学習/ダブル・ループ学習、そして目指したトリプル・ループ学習は、VUCAの中でのリーダーシップそして未来志向の組織開発において鍵となる大切なものだと実感です。
チーム(システム)は生き物ですので毎年その色は異なり、今年も本当に色々なことがありましたが、メンバー皆さんの、皆が活かされるチームをつくることへの強い探求意識と参画意識によって、MBAを学ぶリーダーの皆さんに向けた組織開発の意味を感じる重みある8週間でした。
このような機会を創出くださっている研究科長の露木先生、遠山先生、そして未来を創り出していく参加メンバー皆さんの愛と勇気ある姿勢に感謝します。
まだまだ我々の組織開発のチャレンジは続きます。